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EtherCATモジュールは、回路的には次のようになります。
システム LED(SYS)
ラン LED(RUN)
エラー LED(ERR)
インターフェイス X1(EtherCAT IN)標準RJ45
インターフェイス X2(EtherCAT OUT)標準RJ45
LED動作
次の表は、本機に搭載されている各種LEDを紹介しています。
LED |
色 |
状態 |
説明 |
---|---|---|---|
RUN |
オフ |
オフ |
INIT状態のモジュール |
緑色 |
点滅 |
PRE-OPERATIONAL状態のモジュール |
|
緑色 |
シングルフラッシュ |
SAFE-OPERATIONAL状態のモジュール |
|
緑色 |
ソリッド |
OPERATIONAL状態のモジュール |
|
ERR |
オフ |
オフ |
エラーなし |
赤色 |
点滅 |
内部エラー |
|
赤色 |
シングル |
内部エラー |
|
赤色 |
ソリッド |
内部エラー |
|
Ethernet LED 緑色 |
オフ |
オフ |
リンクを確立していません |
緑色 |
点滅 |
モジュール送信中 |
|
赤色 |
ソリッド |
リンクを確立しました |
ネットワークトポロジー
複数のEtherCATデバイスを接続する場合、2つのトポロジーを実現できます。
- デイジーチェーン型やスター型トポロジー。
モジュールはデイジーチェーンのように接続され、モジュール1のEtherCAT出力がモジュール2のEtherCAT入力に接続され、以下同様に接続されます。最後のモジュールはマスターに接続する必要はありません。
- リングトポロジー
モジュール1のEtherCAT出力がモジュール2のEtherCAT入力に接続して、最後のモジュールをEtherCATマスターに接続します。そうすることにより、モジュールはリング状に接続されます。
お客様のニーズに合ったトポロジーを選択するために、お客様の条件を確認してください。
プロセスデータオブジェクト
EtherCATでは、プロセスデータオブジェクト(PDO)を使って周期的なリアルタイムデータを交換することができます。PDOは2つの方向に対応する2種類があります。RxPDOとTxPDOです。RxPDO/TxPDOはさらに異なるPDOに分けられ、 EYE+ がサポートしている様々な機能に対応しています。
PDOには、必要なコマンド、パラメータ、出力データがすべて実装されているので、 EYE+ をアプリケーションに簡単かつ完全に統合することができます。PDOは、TCPプロトコルのインターフェイスを反映し、特定で便利なインターフェイスを提供しています。EtherCATモジュールを使用して EYE+ を統合する前に、 TCP プログラミングガイド を是非ご一読ください。
ESIファイルは、 EtherCAT Downloads から直接ダウンロードできます。