警告

現在、このドキュメントは古いバージョンをご覧いただいています。 最新の情報をご希望の場合は、下記をご参照してください 5.1 .

システム

構成 ページの システム から、システムの設定にアクセスします。

../../_images/configuration_system.png

図 190 システムの設定

このページから、次のような動作を実行することができます。

注釈

システムの更新、バックアップ、復元は、準備完了 以外の状態では実行できません。

システムの更新

システムを更新する前に、システムのバックアップを実行することを強く推奨します。

定期的な更新を予定しています。システムの更新を行うことで、最新の EYE+ 機能を手に入れることができます。Asyril SA 社が提供する新バージョンのファイル形式は、 .upgrade です。 該当するファイルを、 EYE+ Studio リリースからのダウンロード してください。

システムの更新を開始する をクリックして、更新ウィザードにアクセスし、指示に従ってください。

更新ウィザードが開いたら、アップグレードファイルをシステムに提供し、アップグレードが完了してシステムが再起動するのを待つ必要があります。システムがアップグレード状態になると、ステータス LED の点滅が速くなり(5Hz)、システムが再起動する間は消灯します。

更新は、全体で15分以内に完了します。アップグレードは約7分、再起動はシステム設定にもよりますが約5分かかります。

../../_images/system_upgrade.png

図 191 システムの更新

重要

システムを更新する前に、 システムのバックアップ を実行することを推奨します。アップグレード前にバックアップが適切に行われなかった場合、Asyril SA 社はデータの損失に対して責任を負いません。

重要

レシピが新しいアップグレードに対応しているかどうかを確認するために、リリースノートを参照してください。ご不明な点がありましたら、 サポートチーム までご連絡ください。

注釈

更新の確認 ボタンを押すことにより、適用可能な新バージョンがあるかどうかを確認できます。この操作は、コンピュータがインターネットに接続されている時だけ実行されます。

システムのバックアップ

このインターフェースから、システムをバックアップすることができます。このバックアップでは、すべてのレシピと設定を保存できます。

重要

EtherNet/IPフィールドバスモジュールが搭載されている場合、このモジュールの設定値は、バックアップファイルの一部にはなりません。

注釈

バックアップを行ってもレシピのIDは変わりません。

このバックアップは、 .eyeplus.backup 形式のファイルに保存されます。

バックアップを作成するには、USB ストレージデバイスを2つある USB ポートのいずれかに接続し、「更新(refresh)」をクリックしてそのデバイスを検出してください。

次に USB デバイスを選択し、 バックアップを開始 をクリックします。これには完了するまでに時間がかかる場合があります。

../../_images/system_backup.png

図 192 システムのバックアップ

注釈

頻繁にバックアップを取ることをお勧めします。

システムの復元

ここからバックアップファイルからシステムを復元することができます。

復元を実行するには、バックアップ( ファイル .eyeplus.backup )が入ったUSBドライブを挿入し、 バックアップファイルを選択する をクリックして適切なバックアップファイルを選択します。

その後選択内容を確認し、復元が完了するのを待ちます。

重要

復元した後には、 EYE+ 内に保存されていたレシピや設定を利用することはできません。これらは復元によって完全に上書きされます。

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図 193 システムの復元

システムの日時

EYE+ Controller の日付と時刻は、コントローラを出荷する前に当社の施設で中央ヨーロッパ時間(CET)に設定されます。お客様のタイムゾーンによっては、異なる設定にする必要がある場合があります。これらをここで変更することができます。

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図 194 システムの日時

標準的には、 EYE+ Controller タイムゾーン、日付、時刻をブラウザと同期させる方法です。これは システムとブラウザの日時を同期化 を使って行うことができます。

注釈

同期がうまくいかない(別の設定が必要な場合)場合は、手動モードに切り替えて、タイムゾーン、日付、時間を指定することができます。

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図 195 タイムゾーン、日付、時刻の手動設定

工場出荷時の初期設定状態にリセット

コントローラを購入時の設定に戻す必要がある場合は、工場出荷時の設定に戻すことができます。これは、例えば、適用した IP 設定に問題がある場合などに有効です。

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図 196 工場出荷時の初期設定状態にリセット

重要

システムを工場出荷時の状態にリセットすると、カメラの設定、ハンドアイ校正、IP 設定がリセットされます。また、現在 EYE+ Controller に保存されている全てのレシピが削除されますので、工場出荷時の初期設定にリセットする前に、必要な設定をエクスポートしてください。

注釈

EtherNet/IP フィールドバスモジュールが搭載されている場合、このモジュールの設定値は、工場リセットの影響を受けません。

リセットボタンをクリックした後、実際にリセットを行う前に、 EYE+ Controller のシリアル番号を入力する必要があります。

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図 197 確認ウィンドウ

ライセンス

EYE+ の高度な機能の中には、ライセンスがそれぞれ必要になります。ご希望の機能がある場合は、該当のライセンスのご注文をご連絡ください。その後、このセクションで説明の通り、該当のライセンスを EYE+ にインポートすることができます。また、インストールされた各機能を使用する際に、そのライセンスの詳細情報をご覧いただけます。

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図 198 ライセンスの管理

注釈

ライセンスを必要とする1つまたは複数の機能を備えたシステムを注文した場合、対応するライセンスがすでにインストールされた状態で納品されます。