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通信

構成 ページの 通信 から、通信の設定にアクセスします。

ここでは、フィールドバス (プラグインが一つの場合)、ロボットCONFIG ポートなどの機器の設定を変更することができます。設定が、 EYE+ に接続している機器の設定と互換性があることを確認してください。また、同じネットワーク上にある必要があります。

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図 151 通信のメインページ


フィールドバス・モジュールセクション

フィールドバス・モジュールセクションには、オプションのフィールドバス・モジュールに関連する情報を表示しています。このセクションは、フィールドバス・モジュールにプラグインされているときだけに表示されます。

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図 152 通信のフィールドバス・モジュールセクション

  • モジュールタイプとは、モジュールのタイプ(サポートされているフィールドバス・テクノロジーなど)。

  • イーサネットポート1とは、イーサネットポート1に関連する情報( LED の隣)。

  • イーサネット・ポート2とは、イーサネット・ポート2に関連する情報。

  • その他とは、インストールされた特定のフィールドバス・モジュールに関連する様々なその他の情報( フィールドバスの統合 を参照)。


ロボット TCP/IP セクション

ロボットの設定ページは、2つのサブセクションがあります。

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図 153 通信のロボット TCP/IP セクション

ロボットの設定

ロボット ポートの初期設定は、 表 26 に表示しています。

表 26 EYE+ Controller の ロボットイーサネットの初期設定

イーサネットポート

IPアドレス

サブネットマスク

ポート

ロボット

192.168.0.50

255.255.255.0

7171, 171, 17171

この設定では、ロボット/PLCのIPアドレスを 192.168.0.50 以外で、192.168.0.1と192.168.0.254のどちらかで設定してください。

このIPアドレス範囲がロボット/PLC の設定と互換性がない場合は、 EYE+ Controller の IP アドレスとサブネットマスクをロボット/PLC と同じネットワーク上となるように変更することができます。

注釈

EYE+ Controller は、 表 26 で定義された3つのポートを同時にモニタします。7171 ポートを選択することを推奨しますが、必要に応じてリストの中から他の値を選ぶこともできます。

TCP設定

このセクションでは、行末のコード(デリミタ)を選択することができます。ロボットやPLCによって、この設定が必要になる場合があります。

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3種類のオプションが用意されています。

  • LF(行末のコード)は、特殊文字 LF(例: \n 、ASCIIコード: 0x0A )です

  • CR + LF (行末のコード)は、特殊文字 CR + LF(例:\r\n、ASCIIコード: 0x0D 0x0A)です

  • CR (行末のコード)は、特殊文字 CR(例:\r、ASCIIコード 0x0D )です

EYE+ Controller が使用する初期設定の行末コードは LF です。

注釈

この設定を変更すると、開いていた接続は全て強制的に切断されます。


ネットワークセクション

ネットワークセクションでは、CONFIG ポートを変更することができます。初期設定は、 表 27 に表示しています。

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図 154 通信のネットワークセクション

表 27 EYE+ CONFIG ポートの初期設定

イーサネットポート

IPアドレスの初期設定

サブネットマスクの初期設定

ゲートウェイの初期設定

構成

192.168.1.50

255.255.255.0

0.0.0.0

この初期設定では、コンピュータが 直接接続 経由でだけ接続することを意味し、コンピュータのポートの IP アドレスは 192.168.1.50 以外で、 192.168.1.1.1 と192.168.1.254のどちらか でなければなりません。

EYE+ を 関接接続 経由で社内ネットワークに接続したい場合は、社内ネットワーク設定に合わせて EYE+ の CONFIG ポートの IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイの初期設定を変更する必要があります。

また、DHCP 設定モードを使用することも可能です。DHCP サーバは自動的にIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを EYE+ CONFIG ポートに付与します。

注釈

DHCP サーバから適用された設定を調べるには、どの IP アドレスがリンクされているかを会社の IT 部門に問い合わせる必要があります。