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モジュールの概要

EtherCAT モジュールは、回路的には次のようになります。

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図 217 EtherCAT モジュール

  1. システム LED(SYS)

  2. ラン LED(RUN)

  3. エラー LED(ERR)

  4. インターフェース X1(EtherCAT IN)標準RJ45

  5. インターフェース X2(EtherCAT OUT)標準RJ45

LED動作

次の表は、本機に搭載されている各種LEDを紹介しています。

LED

状態

説明

RUN

オフ

オフ

INIT状態のモジュール

緑色

点滅

PRE-OPERATIONAL状態のモジュール

緑色

シングルフラッシュ

SAFE-OPERATIONAL状態のモジュール

緑色

ソリッド

OPERATIONAL状態のモジュール

ERR

オフ

オフ

エラーなし

赤色

点滅

内部エラー

赤色

シングル

内部エラー

赤色

ソリッド

内部エラー

イーサネット LED

オフ

オフ

リンクを確立していません

緑色

点滅

モジュール送信中

緑色

ソリッド

リンクを確立しました

ネットワークトポロジー

複数のEtherCATデバイスを接続する場合、2つのトポロジーを実現できます。

  • デイジーチェーン型やスター型トポロジー。

    モジュールはデイジーチェーンのように接続され、モジュール1のEtherCAT出力がモジュール2のEtherCAT入力に接続され、以下同様に接続されます。最後のモジュールはマスターに接続する必要はありません。

  • リングトポロジー

    モジュール1のEtherCAT出力がモジュール2のEtherCAT入力に接続して、最後のモジュールをEtherCATマスターに接続します。そうすることにより、モジュールはリング状に接続されます。

お客様のニーズに合ったトポロジーを選択するために、お客様の条件を確認してください。

プロセスデータオブジェクト

EtherCAT は、プロセスデータオブジェクト(PDOs)を使って、周期的なリアルタイムデータを交換することができます。PDO は、2つの方向に対応する2種類があります。RxPDOs とTxPDOs です。

PDO には、必要なコマンド、パラメータ、出力データがすべて実装されているので、 EYE+ をアプリケーションに簡単かつ完全に統合することができます。PDO は、TCP プロトコルのインターフェイスを反映し、特定で便利なインターフェースを提供しています。EtherCAT モジュールを使用して EYE+ を統合する前に、 TCP プログラミングガイド を是非ご一読ください。

ESIファイルは、 EtherCAT Downloads から直接ダウンロードできます。