EYE+ Studio 5.0

EYE+ Studio 5.0.0

2024年9月4日にリリース

新機能

ユーザーアクセスコントロール

ユーザーアクセスコントロール (UAC)は認証された人だけが EYE+ Studio のデータや機能にアクセスできるようにします。認証されていない人はダッシュボードのデータのみを見ることができ(設定によっては見ることができません)、残りは誰かがシステム管理者パスワードでログインするまで秘匿されます。

この機能はオプションであり、初期設定では有効になっていません。UAC 設定に関係なく、TCP/IP とフィールドバスコマンドは影響を受けません。

安全な接続

今回のアップデートにより、 EYE+ は EYE+ Studio や EYE+ Controller との間で暗号化された接続をセットアップする機能を追加しました。これにより、2つの間でやり取りされるすべてのデータが他者に解読されることなく、接続を監視しようとする悪意のある行為者からデータを安全に守ることができます。

安全な通信 機能を使用するには、 EYE+ Studio に有効な SSL/TLS 証明書を提供する必要があります。

これはオプション機能で、初期設定では無効になっています。TCP/IP & フィールドバスコマンドは安全な通信設定の影響を受けません。

ハードウェを工場出荷時にリセットする

コントローラの ハードウェアボタン を使って、システム起動時に工場出荷時の初期設定に戻すことができるようになりました。

改良点

一般

  • EYE+ の状態 では、新しい リモート移行 が EYE+ ステートマシンに追加され、意図しない状態の変更を防止します。

  • LED 状態 の動作が変更され、 EYE+ が準備完了状態になる前に、 EYE+ Controller で何が起こっているのかを識別しやすくなりました。

高度なパージ

  • 特に Asycube 530 でのパフォーマンスを向上するためにアルゴリズムを改善しました。

  • パージ結果 では、 新しい画像を取得する ボタンをクリックするとパージフラップが開きます。これによりパージフラップの動作はレシピウィザード全体で統一されました。

レシピウィザード

解決された点

一般

  • システムの移行:アジキューブ50/80 を使用中でホッパー振幅が 0% に設定されている場合に、レシピ移行が失敗する問題を修正しました。

  • システムの移行 :システムが システムの移行 ダイアログを無期限に表示する問題を修正しました。

  • EYE+ の状態:いくつかの非常に特殊なケースでシステムが期待される状態に遷移しない問題を修正しました。また、リモートレシピの移行処理に新しい状態が追加されました。

  • システムの復元:バックアップのリストアが初回に失敗することがあったという問題を修正しました。

ハンドアイキャリブレーション

レシピウィザード

  • ピッキング条件 - 結果 では、候補が見つからなかった場合、結果の表が無限にロードされ続けていたという問題を解決しました。

  • ピッキング条件 - ピッキングリミット:ピッキングリミットが重なってしまったという問題を修正しました。

  • 2.2 結果 では、候補のスコアがしきい値を超えていたにもかかわらず、拒絶されたとランダムに記されていたという問題を修正しました。

評価ウィザード

  • 3. 評価の結果 :評価結果に表示された数値に矛盾があることがあったことを修正しました。

高度なパージ

  • パージを停止する では、TCP/IPでは、パージを停止するコマンドがフラップタイムアウトエラーを返した場合、システムはパージモードを終了しますが、エラーコードを報告していました。現在では、タイムアウトの原因となっているものが修正されるまで、システムはパージモードのままになりました。

構成

  • システム では、システムリストアの実行中に、現在の動作を中止するためのボタンが表示されていたという問題を修正しました。