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Asycube プレート上に、規則的の部品数が供給されるように、ホッパーの振動を正しく設定してください。次のことを考慮して、バランスの良い設定値に調整してください。
フロー速度が遅いと、Asycube 上に適量の部品を充填するには時間がかかりすぎます。
フロー速度が速いと、Asycube 上に部品が供給されすぎるリスクがあります。
最適な部品数の設定
最適な部品数を算出するには、まずAsycube 上に何個か部品をランダムに置きます。部品を追加で供給しながら、部品が互いに近づきすぎてきたと思った時に追加供給をやめます。そして、Asycube 上の部品数を数えてください。これが、最適な部品数になります。
この数値 n を EYE+ Studio に入力します。この数値はスマート供給に必要な数値です。
重要
最適な部品数は、自動運転時にホッパーが起動する際に参照として使います(振動シーケンスの 中の スマート供給 を参照)。
ホッパーの振動振幅と周波数を調整
Asycube50と80では、ホッパーがAsycubeと一体化されているため、EYE+ Studio インターフェースからパラメータの調整を直接行うことができます。最適な振幅と周波数を設定して、部品の動きを最適化します。
Asycube240以上の場合、ホッパー振動の振幅は外付けのポテンショメータでのみ変更可能です。ポテンショメータを適切な値に調整することで、部品の移動を最適化することができます。
振動の持続時間の設定
供給する部品数は、ホッパー振動の継続時間と振幅で決まります。この調整は、トライアンドエラーにより行われます。
まず、Asycubeから全ての部品を取り出し、ホッパーに部品を入れます。
重要
ホッパーには、自動運転時と同じように部品を載せる必要があります。
をクリックしてホッパーの振動を開始します。
Asycube 上に落下した部品数を数えます。最適な部品数でない場合は、振動の持続時間を調整し、Asycube 上に落下する部品数が適当な値になるまで繰り返します。
注釈
最適な個数を供給するまでの時間が長すぎる場合には、ホッパーの振幅を大きくしてホッパー上の部品の移動速度を速くしてから、再度、持続時間を調整するようにすることを推奨します。
重要
標準運転では、ホッパーをシステムに接続するために4つの出力を選択することができます。しかし、Asycube 240にパージシステムを搭載している場合、Asycube の2番目の出力はシステムを操作するために必要となり、ホッパーには使用できません。このオプションは、ホッパーに使用できる出力として表示されません。また、この場合、出力2を使用したレシピ(他のシステムからインポートしたものなど)は、別の出力を選択するまで自動運転は使用できません。