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7.2 ホッパーチューニング

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図 123 Asycube設定 - ホッパーチューニング

ホッパーの振動では、Asycubeのプレート上に一定数の部品が供給されるように、正しく設定する必要があります。次のトレードオフが調整されるように選択します:

  • 速度が遅いと、Asycubeに適量の部品を落とすためには時間がかかりすぎる。

  • 速度が速いと、Asycube上に部品が載りすぎるリスクがある。

最適な部品個数の設定

最適な部品個数を知るためには、まずAsycubeの上にランダムに部品を配置し、部品を追加して部品が互いに近づきすぎる時に追加をやめます。ここでAsycube上の部品個数を数えると、これが最適な部品個数になります。

この数値 n を EYE+ Studio に入力します。この数値はスマートフィードに必要な数値です。

重要

最適な部品個数の数値は、自動運転時にホッパーが起動する際に参照されます(振動シーケンスの 中の スマートフィード を参照)

ホッパーの振動振幅と周波数を調整

Asycube50と80では、ホッパーがAsycubeと一体化されているため、EYE+ Studio インターフェースからパラメータの調整を直接行うことができます。最適な振幅と周波数を設定して、部品の動きを最適化します。

Asycube240以上の場合、ホッパー振動の振幅は外付けのポテンショメータでのみ変更可能です。ポテンショメータを適切な値に調整することで、部品の移動を最適化することができます。

振動の持続時間の設定

供給する部品の数は、ホッパー振動の継続時間と振幅で決まります。この調整は、トライアンドエラーにより行われます。

  • まず、Asycubeから全ての部品を取り出し、ホッパーに部品を入れます。

    重要

    ホッパーには、自動運転時と同じように部品を載せる必要があります。

  • 振動 をクリックしてホッパーの振動を開始します。

  • Asycube上に落下した部品の数を数えます。最適な部品個数でない場合は、振動の持続時間を調整し、Asycube上に落下する部品の数が適当な値になるまで繰り返します。

最適な個数を供給するまでの時間が長すぎる場合には、ホッパーの振幅を大きくしてホッパー上の部品の移動速度を速くしてから、再度、持続時間を調整するようにすることを推奨します。