ダッシュボード

ダッシュボード ページは、システム上の情報を提供します。( 図 54

システムが自動運転中でない場合は、表示される項目は EYE+ のシステム状態だけです。各状態の説明については EYE+ の状態 を参照してください。

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図 54 システム状態が 自動運転中 でない場合の「ダッシュボード」

自動運転中の「ダッシュボード」

EYE+ の状態が 自動運転中 の場合、ダッシュボード( 図 55 )は現在の自動運転の情報を表示します。

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図 55 自動運転中の「ダッシュボード」

注釈

情報はリアルタイムで表示されますが、EYE+ コントローラに永久的に保存されることはありません。自動運転を停止した時、直近のデータは可視化されますがインターフェースのリフレッシュ後には破棄されてしまいます。

ヒント

スクリーン右下の小さなアイコンをクリックすると、インターフェースがフルスクリーンモードで表示され、ダッシュボード全体を HD 画面で見ることができます。

上段エリア

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図 56 自動運転ダッシュボード:上段エリア

上段エリアには、現在の自動運転に関するおおまかな情報が表示され、次の5つのエリアに分かれています。

  • 【システム状態】 現在の EYE+ の状態。 ほとんどの情報は、 自動運転 時のみに表示されます。

  • 【レシピ】 現在自動運転中に使用しているレシピ名、自動運転開始からの経過時間を表示しています。

  • 【適当品】 直近の画像解析で検出された適当品数。グラフは直近の50回分の推移を表示します。

  • 【最初の部品検出までの時間】 直近の画像取得中に最初の部品を検出するためにかかった時間。今回は、 アジキューブが振動している時間も含みます。グラフは直近の50回分の値の推移を表示します。

  • 【充填率】 直近の画像解析で測定された充填率。グラフは、直近の50回分の値の推移を表示します。

直近の結果

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図 57 自動運転中のダッシュボード:直近の結果

直近の分析結果を表示します。画像の下にあるナビゲーションドットを使って、表示したい画像に変更することができます。

右側には、候補のリストに「ステータス(適当品または不適当品)」「位置座標(ロボット単位)」「角度」が表示されます。表中の線をクリックしてパーツを選択すると、左側の画像中に該当するパーツがハイライト表示されます。

ヒント

画像領域を右クリックすると、元のフル解像度の画像、または、オーバーレイ付きの画像のいずれかをエクスポートすることができます。

ピック率

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図 58 自動運転中のダッシュボード:ピック率

グラフは1分間に要求された get_part の数に基づいたピックレートを表示します。その上には、現在のピックレートと、現在の自動運転ランが始まってからピッキングされた部品の総数が表示されます。

部品の分布

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図 59 自動運転中のダッシュボード:パーツの分布

このグラフでは、直近50回分の実行における「適当品数」と「不適当品数」の分布を表示します。

注釈

EYE+ のビジョンアルゴリズムによって(適当品と不適当品の両方)検出されなかった部品があるため、プラットフォーム上の実際の部品数は総部品数と必ず一致するとは限りません。

自動運転時のタイムライン

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図 60 自動運転中のダッシュボード:自動運転タイムライン

自動運転タイムラインは,自動運転中の直近2分間内に発生した過去のイベントを記載しています。上の点線はロボットのピック( get_part への応答)、中央の点線はビジョン分析、下の点線は振動シーケンスを表します。

注釈

独自のダッシュボードを作成して、 EYE+ Studio のダッシュボードの要素を統合して表示したい場合は、 EYE+ Studio のダッシュボードの構築 を参照ください。