立ち上げ

ここでは、製品の開梱から EYE+ Studio （アイプラススタジオ）への初期接続までのステップを説明します。

コントローラの実装

  • コントローラを開梱します。

  • M4 ネジ４本を使用して、操作盤にコントローラを固定してください。コントローラを垂直に固定し、盤内の換気を行うことを推奨します。詳しくは 、 コントローラの標準仕様 を参照してください。

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図 4 コントローラの実装ステップ １と２

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図 5 コントローラの実装ステップ ３と４

ヒント

コントローラのサイズは コントローラ に記載しています。

カメラの取り付け

  • カメラとレンズを開梱します。レンズは既にカメラに取り付けられています。

  • M3 ネジ４本の取り付け穴（ 図 24 に M と表示）を使ってカメラを固定します。

  • カメラの取り付け位置は、次の通りです。

    • カメラはアジキューブに直交し、その中心の真上に配置してください。

      重要

      部品を正確に検出するためには、カメラは必ずアジキューブと直交させてください。つまり、カメラがアジキューブに対して傾いていないようにしてください。そのためには、カメラをアジキューブの面と平行に取り付けてください。この段階では、この点が最重要注意事項です。

    • レンズの前面とアジキューブのプレートの間の距離は、動作距離相当の長さ（動作距離は近距離）としてください （ 表 3 を参照）。

    • カメラの視野は、アジキューブのプレートの内側の端に合うように設定してください。カメラの EYE+ のロゴが、アジキューブのコネクタ（ 図 6 ）と反対側に来るように取り付けてください。

重要

カメラの位置が Z 方向では -10 mm/+30 mm 、X と Y 方向では -10 mm/10 mm の範囲で機械的に調整できるように、カメラの取付け関連のサイズを設計するよう推奨致します。

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図 6 カメラ位置

ヒント

カメラとレンズのサイズは カメラとレンズ に記載しています。

ケーブルの接続

  • イーサーネットケーブル（少なくとも Cat5e SF/UTP 以上のスペック）を使って、アジキューブの イーサーネット通信 コネクタとコントローラの アジキューブポート に接続します。

    注釈

    アジキューブの電気的インターフェースに関しては、 アジキューブの電気的インターフェース をご覧ください。

  • イーサーネットケーブル（PoE Cat6 S/FTP）を使って、カメラの M12 イーサーネットコネクタ とコントローラの カメラ ポートに接続します。

  • イーサーネットケーブル（少なくとも Cat5e SF/UTP 以上のスペック）を使って、アジキューブの イーサーネット通信 コネクタとコントローラの アジキューブポート に接続します。

  • 付属の電源ケーブルを使って、DC24V （6.5A） 電源にコントローラを接続して下さい （配線については 表 13 を参照）。

  • 【オプション】イーサネットケーブル（少なくとも Cat5e SF/UTP）を使って、ロボットまたは PLC をコントローラの 通信 ポートに接続します。クイックスタートを実行するだけの場合は、PLC やロボットに接続する必要はありません。あとで接続することができます。

    注釈

    TCP/IP で通信し、同時に EYE+ Studioにもアクセスしたい場合は、アンマネージドイーサネットスイッチを追加する必要があります。

  • 【オプション】付属のケーブルを使って、 フロントライトをコントローラの フロントライト 入力に接続してください。

  • イーサネットケーブル（少なくとも Cat5e SF/UTP 以上のスペック）を使って、アジキューブの イーサネット通信 コネクタとコントローラの アジキューブポート に接続します。

    注釈

    アジフィルの電気的インターフェースに関しては、 アジフィルの電気的インターフェース をご覧ください。

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図 7 EYE+ 配線図

注釈

あなたのコントローラには、 アジフィル かまたは 通信 ポートがありませんか？

その場合は、現在カバー改訂第０版のコントローラを使っていることを意味します。対応する配線図を入手し、 EYE+ の配線に関する詳細情報を得ために、 電気的インターフェース を参照してください。

初めての接続

上のステップを完了すると、パソコンから EYE+ Studio にアクセスできるようになります。

  • コンピュータの IP アドレスを、コントローラと同じネットワーク（ 表 4 ）になるように変更します。

表 4 EYE+ ネットワーク設定（ 通信 ポート）

EYE+ イーサネットポート

IP アドレスの初期設定

サブネットマスクの初期設定

通信

192.168.1.50

255.255.255.0

  • Web ブラウザを開き（ 推奨Webブラウザ を参照）、アドレスバーに 192.168.1.50 と入力します。または、 EYE+ ロケーターを使用して、自動的に EYE+ を検出することもできます。 EYE+ のロケーター を参照してください。

  • すべてが正しければ、 EYE+ Studio の「ホーム」ページ（ 図 8 ）が表示されます。

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図 8 EYE+ Studio の「ホーム」ページ

ヒント

このインターフェース画面が表示されていない場合は、ケーブルの接続を確認し、PC の IP アドレスがコントローラと同じネットワークとなっていることを確認してください。例えば、192.168.168.1.55 です。

問題が解決されない場合は、 接続が切れてしまいましたか？ を参照してください。

ホーム ページは、 EYE+ Studio （ 図 8 ）にアクセスした時に最初に表示されるページです。このページは２つのエリアに分かれています。

上段エリアは「システムの状態」、「役立つリソース」、「サポート情報」が表示されます。下段エリアは、初めての試運転をご案内する「オンボーディングツール」として使用します。以下のステップが含まれます：

カメラの設定 から始めましょう。