警告

これは、古いバージョンのドキュメントです。 最新の情報をご覧になりたい場合は、次をご覧ください。 5.0 .

EYE+ Studio 3.0

EYE+ Studio 3.0.1

2022年5月3日にリリース

解決された点

  • 新バッチのデバイスの工場出荷時のインストールを妨げる、いくつかの内部生産値を修正しました。

EYE+ Studio 3.0.0 バージョンをお持ちのお客様は、3.0.1 への更新は必要ありません。

EYE+ Studio 3.0.0

2022年4月28日にリリース

新機能

EtherCAT

コントローラとの通信のために TCP/IP メッセージをサポートに加えて、オプションのフィールドバス・モジュールを介すことによりEtherCAT プロトコルをサポートできるようになりました。自動運転の設定方法の詳細は、 モジュールの概要 を参照してください。

注釈

このモジュールはオプションですが、 EYE+ システムと一緒にご注文いただけます。既存のシステムにこのモジュールを後付けご希望の場合は、お近くのAsyril ジャパンまでお問い合わせください。

ハードウェアAI アクセラレータのサポート

最新版のコントローラには、ハードウェア AI アクセラレータをサポートしています。このデバイスは、 候補の選択 ステップのパフォーマンスを劇的に向上し、 候補の選択 を使用した場合、全体画像の解析時間や1個目の部品のピック時間を短縮します。この最新版の EYE+ Studio は、ソフトウェアに互換性があります。

注釈

この最新版をインストールした後、お使いのコントローラのリビジョンがこの機能をサポートしているかどうかを ヘルプ で確認することができます。もしサポートされている場合は、追加設定は不要で、すぐにアクセラレータが有効になります。

振動シーケンスのパラレルタイムライン

振動のパフォーマンスの向上手段として、この最新版では振動シーケンスに新しい パラレルモード が導入しました。このモードは、ホッパーとプラットフォームの両方の振動を同時に開始し、シーケンスにかかる時間を短縮します。

TCP/IP 通信

  • ハンドアイキャリブレーションを TCP/IP コマンドを使って完全に実行できるようになりました。使用可能なコマンドや、その使用方法についての詳細は ハンドアイキャリブレーションコマンド を参照してください。

改良点

ハンドアイキャリブレーション

解決された点

一般

  • ログのエクスポートやシステムバックアップの作成といった、完了までに時間がかかる動作が、実際にはまだ進行中であるにもかかわらず、インターフェース上では失敗したように誤って表示されていたという問題を修正しました。

  • システムログや通信ログをエクスポートすると、レシピが破損することがあったという問題を修正しました。

  • システム内のレシピが多すぎることが原因で、システムログや通信ログのエクスポートに失敗したという問題を修正しました。

  • Google Chrome で、テキストが縦書きでなく横書きに表示されてしまうという問題を修正しました。

評価ウィザード

  • ロボットのサイクルタイムを10進数の1で入力すると、サイクルタイムシミュレーションが計算されなかったという問題を修正しました。

  • 数値の代わりにNaNが表示されることがあり、タイムラインが欠けたという不具合を修正しました。

自動運転

  • 動作しなかった stop camera_configuration コマンドを修正しました。

  • マルチフィーディング自動運転において、スマートフィーディングのホッパーの振動持続時間が短すぎたため振動時間が十分ではなかったという問題を修正しました。

レシピウィザード

  • マウスでスクロールしたときのズームの動作を修正しました。

  • 5.2 ピック角度の設定 で、ズーム時にピック角度の矢印のサイズが小さくなったという不具合を修正しました。

  • 7.1 プラットフォームのチューニング で、振動の継続時間が無限になるのを防ぐために、振動の継続時間の下限を100msに制限しました。

  • 7.1 プラットフォームのチューニング で、ユーザーが停止ボタンをクリックせずにページを離れた場合、連続振動が停止しなかったという問題を修正しました。

構成

  • ライセンスのエクスポートボタンが正しく機能しなかったという問題を修正しました。

  • 推定バックアップサイズが正しく計算されていなかったという不具合を修正しました。