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これは、古いバージョンのドキュメントです。 最新の情報をご覧になりたい場合は、次をご覧ください。 5.1 .

EYE+ Studio 3.2

EYE+ Studio 3.2.0

2022年10月11日にリリース

新機能

アナログホッパーのサポート

7.2 ホッパーの調整 で、アジキューブの出力タイプをデジタルとアナログの両方を選択できるようになりました。アナログ出力の場合、振幅を 0 ~ 10V の間で設定することができます。

EtherNet/IP

コントローラとの通信のための TCP/IP メッセージをサポートすることに加えて、フィールドバス・モジュール・オプションを介すことにより、EtherNet/IP フィールドバスをサポートできるようになりました。自動運転の設定方法の詳細は、 モジュールの概要 を参照してください。

注釈

このモジュールはオプションですが、 EYE+ システムと一緒にご注文いただけます。既存のシステムにこのモジュールを後付けご希望の場合は、お近くのAsyril ジャパンまでお問い合わせください。

フィールドバス

  • ハンドアイコマンドを追加してください。利用可能なコマンドと出力の一覧は、 ハンドアイ機能 を参照してください。

評価ウィザード

  • 2. 評価運転 では、現在のランの概要の詳細な情報を表示するためのボタンを追加しました。

  • 3. 評価の結果 は、"評価運転による統計データ" エリアの下にヒストグラムを追加しました。このヒストグラムは、異なる運転で最初のパーツピックまでの時間の分布を表示します。もし、あるランに良品がない場合、振動 + ビジョンの時間が次のランに追加されます。

改良点

一般

  • 起動時間を改善しました。今までは各 Ethernet ポートで何を検出するために最大2分必要でしたが、 EYE+ はカメラとアジキューブのポートのみをチェックするようになりました。

  • レシピリスト では、データは、毎回計算せずにキャッシュに保存するので、レシピリストの読み込みが高速化になりました。

  • EYE+ の状態 では、 EYE+ の状態機械(state machine)が改善されたので、 システムの移行バックアップ(保存)・リストア(復元) のハンドリングが向上しました。

ダッシュボード

  • ダッシュボードのパフォーマンスを改善し、すべての情報が同期して表示されるようにしました。

  • 最初のパーツピックまでの時間には、振動シーケンスにかかった時間が含まれるようになりました。もし解析中に良品が見つからなかった場合、より正確な値を得るために、その時間が次の解析に追加されます。この変更は 評価ウィザード でも行われます。

フィールドバス

  • フィールドバスモジュール搭載時の EYE+ の全体的なパフォーマンスを向上しました。

評価ウィザード

  • 3. 評価の結果 では、ピック率グラフ表示するのに必要な時間を短縮しました。

レシピウィザード

解決された点

一般

  • レシピリスト では、レシピ名に特殊文字が含まれるレシピをエクスポートすると、空のファイルを生成するという問題を修正しました。

  • マウスホイールによる画像の拡大がスムーズでなかったという不具合を修正しました。

カメラ設定ウィザード

  • ビデオストリームが既に実行されている場合、キャリブレーションに失敗したという問題を修正しました。

自動運転

  • can_take_image <boolean> が間違って設定されていても、画像取得が可能であったという問題を修正しました。

  • 振動シーケンスで任意の動作を実行する前に、アジキューブへの不要な呼び出しをしたという問題を修正しました。

  • フロントライトが使用されているときの自動運転中の問題を修正しました。 EYE+ が最初の get_part に応答するのに2分かかることは異常でした。

  • パージフラップが開いたままで自動運転がが開始されてしまうという問題を修正しました。システムは、今は、まずフラップを閉じるようになりました。

レシピウィザード