警告
これは、古いバージョンのドキュメントです。 最新の情報をご覧になりたい場合は、次をご覧ください。 5.1 .EYE+ Studio 4.3
EYE+ Studio 4.3.0
2024年5月8日にリリース
新機能
「ホーム」ページ
EYE+ Studio は新しい ホーム ページで強化され、役立つ情報を表示し、主な機能の多くにすぐにアクセスできるようになりました。
このページは2つの異なるエリアに分かれております。上部エリアには、システムの状態、役立つリソース、サポート情報が表示されています。下部エリアには、EYE+ を初めて使用する際に簡単にシステムをセットアップできるような方法を提供してします。
ダッシュボード は、以前「ホーム」ページとして機能していましたが、特定のメニュー に移動され、/dashboard
エンドポイントを使用してアクセスすることもできます。
パージの調整と高度なパージ
EYE+ のパージは、3つの新機能を追加して強化されました:
EYE+ は、パージシーケンス中にすべての部品がプラットフォームから排出されたことを検出できるようになりました。この新機能は空のプラットフォームの写真を撮る必要があります。レシピウィザードの 8. パージ設定(オプション) ステップがそれを可能にします。このステップは アジキューブのパージ が有効な場合にのみ表示されることに注意してください。
purge <command> <duration> コマンドと同様に EtherCAT パージ持続時間、 EtherNet/IP パージ持続時間 や PROFINET パージ持続時間 は、高度パージをトリガーできるように変更されました。
パージ振動は同じ方向に進む方向性振動から独立しました。この振動の調整は新しい 8. パージ設定(オプション) レシピウィザードステップで行ってください。
Asycube 530 の左右のアクチュエータの間のオフセットを変更できるようになりました。これにより、このサイズのパージ振動の微調整をさらによくできるようになり、パーツがプラットフォームを離れられなかったとういうケースを避けることができます。
Asycube 50 と 80 の アジキューブのパージ を有効にできるようになりました。
ホッパーの設定
ホッパーの設定は、レシピ( 7.2 ホッパーの調整 )から、新しい全体的な設定セクション( ホッパー )に移動しました。以前は、新規レシピを作成する度にホッパーを設定しなければなりませんでしたが、レシピウィザードにあるドロップダウンメニューからお好きなホッパーを選択するだけになりました。
アジキューブ と ホッパー 設定は フィーディングデバイス セクションに新たにグループ化されました。
TCP/IP 経由のアジフィル
アジフィルは TCP/IP インターフェース経由でサポートされるようになりましたので、 EYE+ によるアジフィルの高度なコントロールが可能になりました。
アジフィルは、 アジフィル のイーサーネットポート(または コントローラのカバー0バージョンをご使用の場合は、 ロボット ポートを介して接続されるようになりました。
イーサーネットスイッチ を使って1台のコントローラに最大4台のアジフィルを接続できるようになりました。また、各アジフィルの設定とキャリブレーションは、 アジフィルの設定 ページからすることが可能になりました。
レシピウィザード
一般
レシピリスト: EYE+ の最新バーションを使って作成または変更された無効なレシピをユーザーに通知します。
改良点
構成
ヘルプ
ドキュメント
電気的インターフェース:このセクションは、 コントローラのカバーリビジョン間の違いを反映するために再編集しました。また、 イーサーネット接続 は、一つの章にまとめられました。
解決された点
構成
ストレージ:リモートレシピが EYE+ Studio の最新版で作成された場合に、リモートストレージレシピの移行のボタンが表示されていたという問題を修正しました。
レシピ
レシピをインポート:最新バージョンの EYE+ から古いバージョンの EYE+ システムにレシピをインポートしようとする場合の適切なエラーメッセージを追加しました。
レシピをインポート:古いバージョンの EYE+ Studio の分類を持つレシピを他のバージョンの EYE+ システムにインポートすると、間違った分類画像が表示され、そのシステムの他のレシピを破損する可能性があったという問題を修正しました。
7.1 プラットフォームのチューニング:(Asycube 50/80 のみ) 高エネルギーモード の振幅が振動に適用されなかったという問題を修正しました。
レシピ性能を測定:レシピをロードして検証する際に、アジキューブの振動が正しく設定されていなかったという問題を修正しました。
自動運転
フィールドバスの統合:パージまたは自動運転を停止する際に、内部処理が完了する前に
Stop State Done
フラグが立つ問題を修正しました。自動運転の停止と再起動を繰り返した後に
Start Production
ができず、様々なエラーを返したという問題を修正しました。get_parameter <parameter> (<value>...) : マルチフィーディングパラメータ が正しい文字で始まる場合、無効な値が受け入れられていたという問題を修正しました。
フィールドバスの統合:タイムアウト値を 0 に変更しても読み戻し値の
タイムアウトをコマンド
に報告されなかったという問題を修正しました。
破壊的な変更
高度なパージ機能の導入に伴い、いくつかの変更が必要になりました:
パージプレート コマンドに引数として0を指定すると、振動持続時間をレシピに設定する代わりに高度なパージモードが使用されます。
自動生産を開始 を実行したときに、パージフラップを閉じることができなかった場合、システムはエラーコード 517 (以前は 418)を返すようになりました。詳細は、 サーバーエラーコード を参照ください。