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4.1 画像取得設定

../../../../_images/recipe_wizard_pick_point_teaching.png

図 82 ピックポイントティーチング - 画像取得設定

画像取得設定の選択

ピックポイントを位置決めするための画像取得設定を定義する必要があります。デフォルトでは、前のステップ(候補の選択)と同じ設定が使用されます。この画像からピックポイントの位置を定義できない場合は、"+"ボタンを押して他の画像取得設定を選択する必要があります。選択した画像取得設定で、ピックポイントがいつでもシステマティックに、正しい位置に配置されるように、部品のフィーチャーが十分に利用されるようにしてください。

「フィーチャー」は、部品に検出されたすべてのラインからなっています。青色で表示されます ( 図 83)。

../../../../_images/pick_point_features.png

図 83 青色で表示する部品のフィーチャー:フロントライト(左)、バックライト(右)

重要

参照フィーチャーが十分な情報を持っていない場合、いくつかの異なるピックポイントが存在してしまう可能性があるため、画像取得設定の選択が非常に重要です。

バックライト

バックライトにより、ピックポイントの位置を正しく配置するために十分なフィーチャーが見つかる場合は、フロントライトではなくバックライトを使用すべきです。

  • 部品の中央でピックする場合。

  • バックライトを使って特定の位置で部品をピックする場合、しかし、部品が非対称の場合。

フロントライト

バックライトによるフィーチャーがピックポイントを参照するために十分ではない場合は、フロントライトを使用するのが良い方法です。

  • バックライトを使い部品が左右対称で、しかもピックポイントが特定の位置にある場合 ( 図 84)。

  • 部品が透明な場合。

  • ピックポイントと同じ平面にあるフィーチャーがフロントライトでしか見えない場合。

../../../../_images/frontlight_for_specific_positioning.png

図 84 フロントライトが必要なピックポイントの特定位置への配置(バックライト:左、フロントライト:右)

フロントライトにより、より多くのフィーチャーを検出することができます。特定の部品に1回限りだけ検出され、再現することがないフィーチャーをすべてマスクする必要があります。

参照部品の選択

ピックポイントを配置するために基準とする候補を選択する必要があります。メイン画像上で選択したい候補をクリックして選択することができます。選択された候補は外枠で囲まれます。

参照モデルに対して 視差 の影響を避けるために、Asycubeプレートの中心に近い部品を選択するのが良い方法です。