警告

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接続が切断してしまった場合

Asycube、Robot、 EYE+ Studio との接続が切れてしまった場合、これらが正しく設定されているかどうかを確認してみてください。

注釈

カメラとの接続が切れた場合は、 カメラとの接続が切れた を参照してください。

対応の仕方としては、イーサネットケーブルでデバイスに直接接続します。コンピュータを接続されたデバイスと同じネットワーク上にあるように設定します。ターミナルを開き、デバイスが設定されているはずの IP アドレス( 表 36 )にデバイスに pingを送信 します。例えば、Asycube に対して ping するには、ターミナルに ping 192.168.127.254 というコマンドを入力します。

表 36 接続されている各デバイスのIPアドレスの初期設定

デバイス

IPアドレス

サブネットマスク

ポート

Asycube(アジキューブ)

192.168.127.254

255.255.255.0

4001

EYE+ Studio

192.168.1.50

255.255.255.0

ロボット

192.168.0.50

255.255.255.0

7171, 171, 17171

デバイスが正しく接続されていれば、コマンド応答は次のようになるはずです。

Pinging 192.168.127.254 with 32 bytes of data:
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for 192.168.127.254:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
    Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

お使いのデバイスが正しく設定されていない、または正しく接続されていない場合は、次の該当するセクションを参照してください。

カメラとの接続が切れた

カメラのIPアドレスは変更できませんので、カメラとのケーブルの接続が切れている可能性があります。ケーブルを抜いてカメラを再起動してください。数秒待ってからケーブルを再接続してください。 しばらくしてから、 ホーム ページから EYE+ Studio の接続を確認してください。EYE+ の状態が 準備完了 になっていれば、カメラは接続されています。カメラのLEDが緑色に点滅し始めます。

注釈

EYE+ を 準備完了 状態にするには、Asycube が接続され、検出されている必要があります。Asycube の接続状態を確認するには、Asycube*の :menu:`構成` ページの から、現在のAsycube の状態が *接続中 であるかどうかを確認します。

表 37 カメラの接続状態

LEDの動作

カメラの状態

LEDオフ

電源が入っていません

赤色

エラー

赤色の点滅

電源は入っていますが、イーサネットリンクが確立されていません

緑色の点滅

電源は入っていて、イーサネットリンクも確立していますが、ネットワークトラフィックはありません

緑色

電源が入っていて、イーサネットリンクも確立されていて、ネットワークトラフィックがあります

Asycubeとの接続が切れた

まず電源を切り、イーサネットケーブルを抜いて、Asycube を再起動してみてください。数秒待ってから、ケーブルを再接続してください。 しばらくしてから、 構成 ページの下にある Asycube で EYE+ Studio で接続状態を確認してください。現在のAsycube の状態が 接続中 であればAsycube が接続されています。

それでもAsycubeが検出されない場合、AsycubeがIPアドレスとポートの初期設定ではない可能性があります。Asycube の設定を 表 36 に合わせて変更する必要があります。ヘルプが必要な場合は、 サポート窓口 までご連絡ください。

ロボットとの接続が切れた

ロボットが正しく設定されていない場合は、ロボット EYE+ Controller ポートと同じサブネット上にあるように設定してください。ロボットを同じサブネットに設定できない場合は、 構成 の下にある EYE+ Studio と ネットワークロボット ポートの設定を変更することができます ( ネットワーク を参照してください)。

EYE+ Studio との接続が切れた

実際の CONFIG ポートの設定を知らないために EYE+ Studio への接続を失った場合でも、 ロボット ポートを介した直接接続を使用して EYE+ Studio にアクセスすることができます。

警告

ロボット ポートは、EYE+ Studio へのアクセス専用ではありませんが、何らかの理由で CONFIG ポートにアクセスできなくなった場合に使用することができます。この接続を通じて、 CONFIG ポートの設定を読み込んだり、編集したりすることができます。

ロボット ポートを介した直接接続

直接接続とは、コンピュータと EYE+ を接続する直接イーサネットで接続のことです。直接接続をご希望の場合は、コンピュータのRJ45ポートと EYE+ ロボット ポートのRJ45ポートをイーサネットケーブルで接続してください。 ロボット ポートの初期設定は、固定IPアドレスになっています( 表 17)。

../../_images/direct_connection_robot.png

図 234 ロボット ポートを介した直接接続

IPアドレスとサブネットマスクを選択することで、コンピュータのIPv4設定を変更して、EYE+ Controller と同じネットワーク上にあるようにします。例えば、 表 38 に示されている設定を適用します。

表 38 IPv4の設定例(コンピュータ側)

イーサネットポート

IPアドレス

サブネットマスク

コンピュータ RJ45

192.168.0.1

255.255.255.0

コンピュータが適切に設定されたら、ウェブブラウザを開き、アドレスバーに ロボット ポートのIPアドレスを入力します(例:192.168.0.50 )。「ホーム」ページ( 図 235)が表示されます。

../../_images/dashboard_image.png

図 235 ダッシュボードの EYE+ は、 準備完了 の状態

構成 に移動し、ネットワーク をクリックします。ネットワークインタフェース設定 から、CONFIG の下に進みます。ここからは、 CONFIG ポートの設定を読み取ることができます。

注釈

図 235 に表示されている「ホーム」ページと同じ表示にならない場合は、 推奨Webブラウザインタフェース画面表示 を参照してください。