接続が切れてしまいましたか？

アジキューブ、ロボット、PLC そして EYE+ Studio との接続が切れてしまった場合、これらが正しく設定されているかどうかを確認してみてください。

注釈

カメラとの接続が切れた場合は、カメラとの接続が切れてしまったのセクションに直接行ってください。

デバイスに直接接続するには、イーサネットケーブルを使用します。次に、コンピュータを接続されたデバイスと同じネットワークに設定します。その後、ターミナルを開いて、デバイスが設定されているはずの IP アドレスに ping を送信します。例えば、アジキューブに ping を送信する場合は、ターミナルに ping 192.168.127.254 と入力します。

ヒント

コントローラのイーサーネットポートのデフォルト設定については、一般イーサーネット設定を確認してください。

デバイスが正しく接続されている場合は、コマンド応答は次のようになるはずです。

Pinging 192.168.127.254 with 32 bytes of data:
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.127.254: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for 192.168.127.254:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
    Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

お使いのデバイスが正しく設定されていない、または正しく接続されていない場合は、次の該当するセクションを参照してください。

カメラとの接続が切れてしまった

カメラの IP アドレスは変更できないため、カメラとの接続が切れている可能性があります。まず、ケーブルを抜いてカメラを再起動してください。数秒待ってからケーブルを再接続してください。しばらく待った後、ホームページから EYE+ Studio の接続を確認してください。カメラの状態は、最初のセクションに直接表示されています。

カメラの LED が緑色に点滅し始めるはずです。そうでない場合は、カメラの接続状態で対応する状態を確認してください。

アジキューブとの接続が切れてしまった

まず電源を切り、イーサネットケーブルを抜いて、アジキューブを再起動してみてください。数秒待ってから、ケーブルを再接続してください。しばらく待った後、ホームページから EYE+ Studio の接続を確認してください。アジキューブの状態は、最初のセクションに直接表示されています。

表 32 アジキューブのイーサネットの初期設定
IP アドレス	サブネットマスク	ポート
192.168.127.254	255.255.255.0	4001

それでもまだアジキューブが検出されない場合、アジキューブが IP アドレスとポートの初期設定ではない可能性があります。アジキューブの設定をアジキューブのイーサネットの初期設定とマッチするように変更する必要があります。

初期設定の IP アドレスに戻す場合は、 IP アドレスを復元を参照してください。

TCP/IP 通信との接続が切れてしまった

TCP/IP 通信接続が切れた場合は、ロボットまたは PLC の設定を確認してください。接続されているコントローラのポートと同じサブネットになるように設定する必要があります。一般イーサーネット設定を確認するか、直接 EYE+ Studio の通信設定を確認してください。

ロボット、PLC、または EYE+ は、アプリケーションや他の接続機器に応じて必要な変更を行うことができます。

EYE+ Studio との接続が切れました

実際の通信または config ポートの設定を知らないために EYE+ Studio への接続を失った場合でも、 EYE+ ロケーターを使って EYE+ を見つけることができます。または、 アジフィル または ロボット のポートを介した直接接続によって EYE+ Studio にアクセスすることもできます。

重要

アジフィル と ロボット ポートは、 EYE+ Studio へのアクセス専用ではありませんが、何らかの理由で通信ポートにアクセスできなくなった場合に使用することができます。この接続を通じて通信ポートの設定を読み込んだり、編集したりすることができます。

アジフィルかまたはロボットポートを介した直接接続

直接接続とは、コンピュータと EYE+ 間の直接イーサネットの接続のことです。直接接続をご希望の場合は、コンピュータの RJ45 ポートと EYE+ アジフィル かまたは ロボット ポートの RJ45 ポートをイーサネットケーブルで接続してください。このポートは、固定の初期設定 IP アドレスになっています（一般イーサーネット設定）。

../../_images/direct_connection_robot.png — 図 324 *アジフィル* かまたは *ロボット* ポートを介した直接接続

IP アドレスとサブネットマスクを選択することで、コンピュータの IPv4 設定を変更して、コントローラと同じネットワーク上にあるようにします。例えば、表 33 に示されている設定を適用します。

表 33 IPv4 の設定例（コンピュータ側）
イーサーネットポート	IP アドレス	サブネットマスク
コンピュータ RJ45	192.168.0.1	255.255.255.0

コンピュータが適切に設定されたら、ウェブブラウザを開き、ポートの IP アドレスを入力します（例： 192.168.0.50 )。「ホーム」ページ（図 325 ）が表示されます。

../../_images/home_full_page.png — 図 325 EYE+ の EYE+ Studio 「ホーム」ページは、 *準備完了* の状態

構成に移動し、通信をクリックし、通信設定にアクセスします。ここから通信ポートの設定を読み取ったり変更することができます。

注釈

もし、「ホーム」ページが図 325 と同じ表示がされていない場合、推奨Webブラウザかインターフェース画面表示を参照してください。