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モジュールの概要

The EtherNET/IP モジュールは、回路的は次のようになります。

../../../_images/eis_module.png

図 218 EtherNet/IP モジュール

  1. システム LED(SYS)

  2. モジュール状態 LED(MS)

  3. ネットワーク状態 LED(NS)

  4. インターフェース X1 標準 RJ45

  5. インターフェース X2 標準 RJ45

LED動作

次の表は、本機に搭載されている各種LEDを紹介しています。

LED

状態

説明

MS

オフ

オフ

電源が入っていません

緑色

オン

オプション機器

緑色

ライト点滅

スタンバイ

赤色

オン

重大欠陥

赤色

ライト点滅

些細な欠陥

赤色/緑色

ライト点滅

セルフテスト

NS

オフ

オフ

電源が入っていない、IP アドレスなし

緑色

オン

接続中

緑色

ライト点滅

接続なし

赤色

オン

IP 重複

赤色

ライト点滅

接続が切断

赤色/緑色

ライト点滅

セルフテスト

イーサネット LED

オフ

オフ

リンクを確立していません

緑色

点滅

モジュール送信中

緑色

ソリッド

リンクを確立しました

モジュールの設定

モジュールは、 通信 の中の 構成 で設定できます。

../../../_images/eis_configuration.png

図 219 EtherNet/IP アダプターの設定

注釈

IP 設定は、モジュールの少なくとも1つのポートが接続されている場合にのみ表示されます。そうでない場合は、「N/A」が表示されます。

ヒント

IP アドレスを変更するには、Molex Industrial Communication Competence Center (ICCC) EtherNetIP ツールなどの外部ツールを使用してください。

../../../_images/molex_communication.png

図 220 モレックス・インダストリアル・コミュニケーション・コンピタンス・センター(ICCC)のEtherNetIPツール

ネットワークトポロジー

複数の EtherCAT デバイスを接続する場合、3つのトポロジーを実現できます。

  • デイジーチェーン型やスター型トポロジー。

    モジュール1がモジュール2に接続されるといったように、モジュールはデイジーチェーンのように接続されます。最後のモジュールはマスターに接続する必要はありません。

  • リングトポロジー

    モジュール1がモジュール2に接続されるといったように、モジュールは、リング状に接続されます。最後のモジュールは、EtherNet/IP スキャナーに接続し、リング状になります。

  • ツリー型トポロジー

    モジュールは、「木」を形成するように接続します。1つのモジュールはルートノードであり、複数のモジュール(枝)を接続することができます。最後のモジュール(枝の末端)は、マスターに接続する必要はありません。

お客様のニーズに合ったトポロジーを選択するために、お客様の条件を確認してください。

アセンブリ

EtherNet/IP は、アセンブリを使用して周期的なリアルタイムデータを交換することができます。アセンブリには2つの方向に対応していて、コンシューマ・アセンブリとプロデュース・アセンブリの2種類があります。

必要なコマンド、パラメータ、出力データがすべてアセンブリの中に実装されているので、 EYE+ をアプリケーションに簡単かつ完全に統合することができます。アセンブリは、TCP プロトコルのインターフェイスを反映し、特定で便利なインターフェースを提供しています。EtherCAT モジュールを使用して EYE+ を統合する前に、 TCP プログラミングガイド を是非ご一読ください。

ESI ファイルは、 EtherNet/IP ダウンロード から直接ダウンロードできます。