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パラメータ

パラメータは get_parameter <parameter> (<value>...)set_parameter <parameter> <value>... コマンドからアクセスします。パラメータは EYE+ のどの状態からでも読み込むことができます。ただし、パラメータを変更できるのは EYE+ が自動運転状態にある時だけです。

重要

パラメータの値を変更すると、 EYE+ コマンド の動作に影響を与えます。

表 30 パラメータ一覧

パラメータ

タイプ 1

追加の値

有効な値

初期設定値

状態(state)

RO

<none>

文字列

<none>

レシピ(recipe)

RO

<none>

文字列

<none>

タイムアウト(timeout)

R/W

<none>

float

30.0s

送信後の画像(image_after_send)

R/W

<none>

true/false

false

準備中(is_prepared)

RO

<none>

true/false

false

n 個の部品を準備(n_parts_prepared)

RO

<none>

int

0

部品数(part_quantity)

R/W

<none>

int

バージョン(version)

RO

<none>

文字列

<none>

解析中(is_analysis_running)

RO

<none>

true/false

<none>

1

RO : Read Only; R/W : Read and Write

状態(state)

これは、システムの状態 です。(例: エラー自動運転中レシピの作成中カメラを設定中ハンドアイをキャリブレーション中 )状態は、 EYE+ の状態 に記載されています。

start production 21180
200
get_parameter state
200 production

レシピ(recipe)

このコマンドは、 自動運転 で現在実行中のレシピIDと名称を返します。

注釈

もし自動運転時に EYE+ を起動していなければ、 get_parameter recipe のレスポンスは 200 no recipe となります。

start production 21180
200
get_parameter recipe
200 21180 'Recipe_name'

タイムアウト(timeout)

これは get_part コマンドを呼び出す際のタイムアウト(秒単位)です。 get_part コマンドが指定したタイムアウト時間までに完了しなかった場合、エラーを返します。 サーバーエラーコード を参照してください。

get_parameter timeout
200 30.0
set_parameter timeout 12
200
get_parameter timeout
200 12.0

送信後の画像(image_after_send)

部品がピックされた後に、強制的に画像を取得します。 get_partprepare_part コマンドを呼び出すたびに、システムは、自動的に画像を撮影します。もし何らかの外的トラブルよって部品が移動していたことがわかっているなら、すでに見つかった(メモリに保存されている)良い候補の座標を修正するためにこの画像を使用します。

get_parameter image_after_send
200 false
set_parameter image_after_send true
200
get_parameter image_after_send
200 true

準備中(is_prepared)

直近の prepare_part の状態を返します。

  • 十分な部品が準備されていれば、True

  • 十分な部品が準備されていなければ、False

get_parameter is_prepared
200 false

n 個の部品を準備(n_parts_prepared)

現在用意されている部品数を返します。返された値が1より大きい場合、 get_part は直ちに部品の座標を応答します。

get_parameter n_parts_prepared
200 0

部品数(part_quantity)

これは、画像を取得するたびに prepare_partget_part が要求する部品数です。画像取得中に、この部品数が見つからなかった場合は、この部品数が見つかるまで get_part または prepare_part が再び開始されます(振動 + 画像取得)。

get_parameter part_quantity
200 1
set_parameter part_quantity 8
200
get_parameter part_quantity
200 8

バージョン(version)

EYE+ のソフトウェアバージョンを返します。

get_parameter version
200 1.3.0

解析中(is_analysis_running)

これは、システムが現在画像解析を実行しているかどうかを表し、実行中の場合は True、そうでない場合は False です。

注釈

自動運転中以外に問い合わせた場合、いつも False の返答になります。この設定値を効果的にポーリングするには、別のソケットを使用してださい。

-------- Socket 1 ------------------ -------------- Socket 2 -------------
start production 123456             |
get_part                            |
                                    | get_parameter is_analysis_running
                                    | 200 false
                                    | get_parameter is_analysis_running
                                    | 200 false
                                    | get_parameter is_analysis_running
                                    | 200 true
200 x=0.12345 y=0.11111 rz=0.99     |